ＮＹで地下蒸気管が破裂・爆発

ＮＹで地下蒸気管が破裂・爆発
ニューヨーク・マンハッタンで現地時間の１８日午後６時ごろ、地下の蒸気管が破裂して爆発し、１人が心臓発作で死亡、２０人以上がけがをした。地面を押し破って噴き出した水蒸気は地上３６０メートルにまで達し、前日にはホワイトハウスが「アルカイダによるテロ攻撃の脅威が高まっている」と警戒を呼びかけていたこともあり、市内は騒然となった。マンハッタンでは、１８８２年から蒸気による地域暖房システムが取り入れられているが、たびたび爆発事故を起こすなど問題も多かった。さらに、今回破裂した蒸気管は１９２４年に作られたもので、老朽化が懸念されていた。事故について、ニューヨーク市は「何らかの理由で冷たい水が入ったことが破裂の原因」だとしているが、詳しいことは分かっていない。また、蒸気管は発がん性物質を含むアスベストで作られていることから、市の環境局は、空気中にアスベストが飛散していないかどうかサンプリング調査を始めた。
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地震被災地、暑さで疲労の色濃く
新潟県中越沖地震の被災地である柏崎市では１９日午後、この夏一番となる２８．９度の最高気温を記録した。新潟県内では、いまだ約３万７０００戸が断水、３万２０００戸でガスの供給がストップしていて、さらに仮設風呂の数も不足していることから、被災者の疲労も色濃くなっている。この暑さで、避難所の中も“蒸し風呂状態”となったため、各避難所には合わせて６００台の扇風機が配布された。災害対策本部では２０日、さらに１００〜２００台の追加設置を検討している。その一方で、全国から集まる救援物資の受け入れ態勢が整わず、保管所はすでに満杯に近い状態となっていることから、柏崎市では１９日、食品以外の物資の受け入れを一時断ることを発表した。
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