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クラシックトースターとオールディズ

オールディーズ (Oldies) とは、主に1950年代〜1970年代にヒットしたアメリカやイギリスなどの英語圏のポピュラー音楽のことを指す。

日本国内で、『オールディーズ』という言葉が言われだしてきたのは、1973年の映画『アメリカン・グラフィティ』以降である。 この後、これとよく似た映画が増え『オールディーズ』という言葉自体が、「50年代〜60年代の古い音楽」を指すいち音楽ジャンルとして定着していった。


近年では各地にこういった曲を生演奏する「ケントス」などといった店もある。 また、20代〜30台の若者の間では、クラブやライブ・ハウスなどにおいて、夜な夜なオールディーズ音楽専門のDJがかけるレコードの曲に合わせ、踊ったり聴いて楽しんだりする遊び方も定着していっている。 オールディーズ専門のレコード/CD店なども存在する。


欧米ではオールディーズの名曲をテーマ、或いは重要なモチーフとした書籍・映画が近年多い。『スタンド・バイ・ミー』、『ブルーベルベット』、『クライング・ゲーム』(男が女を愛する時)など。フィル・フィリップスの1959年のヒット「シー・オブ・ラブ」は、先にロックバンド・ハニードリッパーズが1985年にヒットさせた後、1989年にこれを主題歌とする映画『シー・オブ・ラブ』が製作された。また世界的に大ヒットした『ゴースト/ニューヨークの幻』に使われた「アンチェインド・メロディ」は、ザ・ライチャス・ブラザーズの曲の中では「ひき潮」の方が知名度は高かったが、映画に使われたことでこちらの方が有名になった。

クラシックトースターとアメリカン・グラフィティ

1960年代サンフランシスコ郊外の町を舞台にしており、アメリカ人の誰もが持つ高校生時代の体験を見事に映像化した名作。日本での公開は1974年12月。

ルーカス自身の18歳、1962年の夏、多くの登場人物が旅立ちを翌日に控えた夕刻から翌朝までの出来事を追うワンナイトもので、登場人物一人一人のキャラクターを生かした構成が見事である。青春時代の甘味なエピソードが、タイトル通り落書き(Graffiti)のように綴られる。初公開時のアメリカでのキャッチフレーズは「1962年の夏、あなたはどこにいましたか」というものだった。当時ラジオでよくかかったヒット曲、現在ではオールディーズと称される名曲が全編に散りばめられる。また、実在のDJウルフマン・ジャックを本人役で登場させている。全曲が収録されたサントラ(サウンドトラック)も大ヒットし現在も人気が高い。しかしながらのちにこれが仇となり、音楽の権利上の問題で長らくビデオ化ができなかった。そればかりではなく、日本の地上波TV放送局(フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」)初放映でも、1980年(同番組最後に流れる今後の放映予定作品のお知らせに初めて登場した年)から実に10年近い年月が経過してようやく放送に漕ぎ着けられたほどである。現在においても日本語吹き替え版はDVD化に至っていない。
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